【旅行記】富山〜金沢

宿泊先

宿泊場所接客部屋風呂料理清潔
民宿 あさひや43344

良い点

  • 海が徒歩1分!
  • 料理が美味しい(特に海鮮)

改善して欲しい点

  • 他の部屋の音が聞こえる(特に扉の開閉音)
  • 部屋にトイレ・洗面所が無い

訪問先

・貪瞋痴(ラーメン屋)

・氷見市

・廣貫堂

・とちの湯(宇奈月温泉)

・永光寺

・千里浜なぎさドライブウェイ

旅行記

今回は大好きな北陸地方で、あまり行けていなかった富山をじっくり回る旅をした。

愛知県から東海北陸道で岐阜県を超えて富山県に入る。途中、富山県利賀芸術公園に行こうとしたが営業していなかった為、そのまま下道で利賀村〜南砺市〜砺波市〜高岡市〜氷見市と北上して行った。高岡市辺りにりんご畑があり長野県安曇野市を思い出した。

最初の目的地は貪瞋痴というラーメン屋。ランチ時のみの煮干しラーメンを頂いたが、とても美味しかった。店名の由来を聞きたかったがお店の方はお忙しそうだったので断念。

富山市の中心部にある廣貫堂は無料で見学できる(しかも栄養ドリンクを一本頂ける!)最初に紹介映像を観せて頂き富山の薬売りの基礎知識を学ぶ。驚かされるのはその効率の良さと戦略の鋭さだ。効率面では、背中に背負った柳行李は中身が空になれば重ねられる構造になっている。戦略では、先用後利という考え方でお客さんの家に先に薬を置かせてもらい、減った分だけお金を頂く仕組み。その中でお客さんの家族構成を記録しておき、子供にお土産を持っていきお得意様になってもらうという発想だ。お客さんの個人情報を必死に集めている現代であるが、富山の薬売りは時代の先を行っていた。また、通信手段のなかった当時、遠方で起きたことを伝達する役割も薬売りが担っていたそうだ。富山、恐るべし。

その後、10年以上前に行った宇奈月温泉の先にある「とちの湯」へ。高速を降りてここまでの下道を前回通った時、「オープンカーだったら最高だろうな」とずっと想い続けていたことがついに現実に!相変わらずの綺麗な景色をオープンカーで駆け抜けれたことで気分は最高潮に!平日だからかお客さんはおらず、最高の景観を持つ露天風呂を貸切で楽しめた。たまに遠方にトロッコが通り過ぎるが見れるのも趣深い。

お風呂に入った後のオープン走行は最高の気分であり、そのまま宿に向かう。途中でガソリンスタンドに入ったところ、店員さんに「寒くないですか?」と話しかけられた。聞くと11〜12月は寒ブリが美味しいそうで特にブリしゃぶがお勧めだそうだ。「富山の寒ブリは絶対に他県に負けません!」と嬉しそうに話されていてこちらも楽しかった。やはり地元に誇れるものがあると自信を持って話したくなるし、いい顔になれるなと感じた。今回の旅で自分にとって印象深かった場面だった。

宿に着いて、すぐに夕食。海鮮はやはり最高!蟹まで出てきて食べ過ぎたかもだけど幸せだった。その後に歩いて夜の海へ。やはり、静かで水辺の近くにいると思いが純粋になり自分にとってベストな状態になれる。

翌朝、下道で西に走り石川県に入る。永光寺という曹洞宗のお寺に行き、美大の先生が描かれたお釈迦様と十大弟子の絵に圧倒された。またここには山岡鉄舟の力強い書が見れるのもこのお寺の特徴だ。剣・禅・書に秀で、「功名無用」を貫き通したという人生に尊敬の念を抱いた。現代の「お金教」に支配されてしまった人に是非見てもらいたい。

その後は千里浜なぎさドライブウェイに。何回来ても素晴らしい場所だ。ここで海を眺めているだけで満たされる。無料というのが信じられず有料にしてもらっても良いぐらいだ。維持するために必要なら寄付してもいいと思っている。

そして、お土産を買うために加賀棒茶が手に入るカフェ「実生」へ。郊外にあるためか混雑していないことが多く、よく立ち寄る。ついでにお昼ご飯に良いお店を店員さんに聞いてみた。すると、以前バイトしていたという小松市にあるお寿司野さん「大西」を紹介頂いた。これが安くて美味くて最高。店員さん最高のお勧めでした。

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